- 「村山朋子 展」
2016/5/11(水)~ 5/30(月)
新緑の香りに、のびやかな心持ちになるこの季節、手にしてほっとするような、
村山朋子さんによる、穏やかなやさしさ溢れる器の数々をご紹介します。舞鶴
にて、西洋式薪窯による焼成、伝統的技法による絵付けを基にした、なんとも
味わい深く心地よい器を生み出されている村山さん。 白過ぎない暖かみを
感じさせる白地の上に広がる、柔らかで静かな青の世界。淡くはかない青や
渋く深みのある青、様々な風合いの趣のある藍の色味と、丁寧に描き出され
た繊細で穏やかな線の流れ。そして、それを受け止める、心地よいバランスの
余白。なんだか懐かしいような、そんなほっとする穏やかな美しさに惹きつけ
られます。日々繰り返される営みの中、慌ただしく過ぎゆく時の流れを感じ
ながらも、使う事でほんの少し穏やかさが生まれ、食のひと時が心地よく
なるような、村山さんによる、そんな暮らしに寄り添う器の数々をお届けします。
※在廊日 5/14(土)、21(土)
GYALLERYひたむき
京都市中京区寺町通御池上ル西側
OPEN 11:00~19:00
TEL 075-221-8507
火曜定休
http://www.hitamuki.com/
1回目の窯焚き終了。
しっとり、焼き上がりました。
服部の美しい色にあがった長角皿たち。
村山の皿ずらり。
今回は皿が多かったので、窯詰は気を付けたのだけれども、皿が詰まった部分の温度が低めだった。やっぱり。
続いて3日が2回目の窯焚き予定。
初めて連続して焚きます。仕事らしくなってきました。
いい意味でも、悪い意味でも、慣れてきた感があります。
スケジュールはいっぱいいっぱい。
京都ギャラリーひたむきさんで、初めて一人での個展です。
新しいことにチャレンジしたかったのだけれども、できずに、今までの集大成となりそうです。
舞鶴に引っ越して7年。早かった。しかし確実に時間は過ぎて行き、知らないうちに私の感覚も
変化しています。やっとやっと力が抜けてきたかも。
熊本暮らしは16年前になります。ここ最近は毎日熊本のことを思いだしています。
まだ焼き物を始める前。何も決まっていない感覚だけで生きていた頃。
でもそれこそが私の源です。焼き物でも、それがいつか現れてくるといいのですが。
今回は少しその昔の感覚がよみがえってきたかも。
いつも素敵な文章でご紹介下さるギャラリーひたむきさん。その言葉をひそかに楽しみにしています。ほう、こんな風に感じてもらってるんだな。
嬉しいです。ホッとしていただけるのは本望です。
皆様のお越しをお待ちしております。