日本郷土玩具館

さて本日よりいよいよ始まりました。
岡山倉敷美観地区内にある 日本郷土玩具館のプラスワンギャラリーにて。

MUDDY 真泥 村山朋子陶展
2017年 9月15日(金)~10月15日(日)
10:00~18:00(最終日16:00)会期中無休
在廊日9月15日

日本郷土玩具館 プラスワンギャラリー
〒710-0046
岡山県倉敷市中央1-4-16
TEL 086-422-8058

入って左側に郷土玩具がずらりと。見応えあります。
すごいコレクションです。魂がこもっていて、空間が異次元です。

この日本郷土玩具館として一般開放されてから、50周年だそうです。
なんと、蔵にはまだまだ宝物が眠っているようです。
私の展示会の前の催し。
「ほおずき土鈴50展 日本郷土玩具館開館50周年記念 | 日本郷土玩具館 」
蔵から見つかった50年前のほおずき型の土鈴。
音色も形も様々。
その50年前の土鈴に、新しくペイントされています。
日本郷土玩具館に来ると、いつも私はもう知らない少し前の日本の空気を感じることができます。
色鮮やかな手作り玩具。少し前まであった日本の日常の感性です。結構派手ですね。
こんな風に50年前から提示されているのがすごいです。
私にはちょっとコワすぎるくらいの日本郷土玩具館のコレクションです。

そんな日本郷土玩具館の奥にある蔵がギャラリーになっています。
中庭はモダンな感じで明るい空間。
ここを通り抜けてプラスワンギャラリーです。

 

初日の今日は本当に多くの方にお越しいただきありがとうございました。
皆さま楽しみにしてくださって、嬉しいです。
この素晴らしい落ち着く空間に、製作した器もホッとしている感じです。
台風が心配ですが、会期は1か月と長いですので足をお運びいただけると幸いです。
涼しく気持ちの良い季節になってきましたので、倉敷の街にぜひお越しください。
観光地だけれども、ホンマもんが昔から大事にされて日常にたくさん残っています。
これが倉敷の街の魅力だと思います。

 

 

 

2017/9/8 窯

月夜の窯たきもどうにか無事終わりました。
他の予定がたくさん入りながらの窯焚きは、集中力が切れてしまって間延びしてしまいます。
今回は子供のバドミントンのガットが切れてしまったので、張替えに街へ、そして久しぶりの嬉しいお客さん、それから綾部の親のところへ届け物、夜は子供のバドミントンの当番で練習に付き合って。
1100℃を超えてからは、ちょっとしたタイミングがとても大事。精神力が勝負です。一瞬、集中力が切れてしまうかと思いました。アブナイ、アブナイ。結局3時間オーバーの午前3時終了。その日は子供の中学校の体育祭があるので、12時までに終わりたかったんだけどなー。

今回は地味な窯です。
この四角のお皿がたくさん。
窯が傷んできたので、服部くんが修復してから初の窯焚き。
前よりもレンガ半丁、火建てを高くしたので、炎が上に廻りやすくなるはず。
お陰で上の方のもトローンと焼きあがりました。
粉引きは今回の窯の焼き上がりが好みです。

私はいよいよ15日から始まる、岡山倉敷プラスワンギャラリーでの展示会の作品を中心に。
小物がたくさん。
今回は数を揃えられないかもしれないと思いましたが、2年前とほぼ同じ約400点用意できました。
ちらりとご紹介。

MUDDY 真泥 村山朋子陶展

2017年 9月15日(金)~10月15日(日)
10:00~18:00(最終日16:00)会期中無休
在廊日9月15日

日本郷土玩具館 プラスワンギャラリー
〒710-0046
岡山県倉敷市中央1-4-16
TEL 086-422-8058

2年前と比べてあんまり成長してない感じもします。
完成度は少しあがったかな?
プラスワンギャラリーは蔵を改装したギャラリーなので、雰囲気に合うように和風な感じでしっかり描き込んだものをと思い製作しました。掛け分けの器も今まで釉薬の失敗が多かったのですが、万能液を使い、やっと安定しました。
2年前 と同じく看板も用意しました。
久々に握った水墨画の筆。
やる気と興味はまだまだあるのですが、ありがたいことに仕事が忙しくなり、月2回の水墨画教室が大変になってきて、泣く泣く8月からお休みしています。もう習い始めて4年目にもなると、スケッチをして自分で図案も考えなければなりません。結構時間がかかります。
本当に残念ですが、今しかない子供たちのサポートと器を求めてくださる皆さまが、今は優先事項かなと思います。地道に一つずつ仕事をこなして、仕事を身体に染み込ませていきたいと思います。15日(金)は在廊いたします。皆様のお越しをお待ちしています。