ピアノと花束

素敵です!
こないだの日曜日は子供たちのピアノの発表会でした。
祖父母からもらった花束。ま、といっても、お金だけもらって、私が頼んだのだけれど。
西舞鶴の空桜さん作。
息子にはグリーンで、娘には白とブルーでとリクエスト。毎年お願いしているのですが、そのたびに素敵だなあと思います。よかったぁ、近くに素敵なお花屋さんがあって。

ひょんなことで習うことになったピアノ。
息子が小3のころ、同級生が合唱のミュージカルのプログラムに通っていて、その指導者が私が子供のころ入っていたひよこ合唱団の先生でした。久木先生です。息子に、一緒に行ってみる?と聞いたら、「僕はミュージカルやるんやったらピアノがしたい。」と。ヒ~ッ。ピアノってのは毎日練習せんならんぞ。お金もかかるし・・・。でもでも、やっぱり習うんだったら、内藤先生。私も子供のころ近所の先生にピアノを習っていたのですが、中学生のころ親の知り合いだった内藤先生のピアノの発表会に行ってみたんだそうです。そしたら、生徒さんの演奏がとても素晴らしくて、私が内藤先生に習ってみたいと親に言ったんだそうです。本人はあんまり覚えていないのですが…。無理を言って高校3年間お世話になりました。習ってみて分かったのは、私には音楽センスがないということ。なので、息子がピアノを習いたいと言った時には、我が子で大丈夫か?遺伝子大丈夫か?と思いながら頼んでみました。幸いに、私ではなく服部のほうの遺伝子のお陰か、小4から今まで6年間続けることができました。習って4年くらいで、11年間習った私のピアノレベルを軽々越えていかれたような気がします。思い切って、内藤先生にお願いして本当によかった。そして近くに素晴らしいピアノの先生がいるのはなんてありがたいんだろう。そんな息子も、今後は寮生活のためピアノの発表会は今年が最後でした。あとは、娘。もっと練習してくれよ~。

コロナで中々移動が思うようにできませんが、もう一度自分のまわりを見渡してみれば、素晴らしい方々がきっとたくさんいらっしゃいます。そういう自分の専門を好きを追及している人は、なんだか垣根を超えて人とお付き合いされているような気がします。
ピアノと花束。毎年の楽しみです。

 

 

五条坂陶器まつりは中止です。

6月の熊本での展示会が終わって翌週、熊本県南部地域に大雨が降りました。その後も各地で大雨による被害が連日耳に入ってきました。このたびの豪雨災害より被害を受けられました皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。一日も早く復興がなされますことをお祈り申し上げます。

雨とコロナでなるべくじっとしています。我が家です。
どぎつい色の朝顔が満開です。もっとやわらかい色のがなかったんかな。

相方服部が、薪をつくったり、夏野菜を育てたり、ぬか漬けをつけたり、梅干し漬けたり、らっきょう漬けたり、しょうがを漬けたり、パンを焼いたり大忙しです。
私はここ数日、粉ダニというのと格闘中。やっかいです。消耗してます。

さて、例年この時期になるとそわそわしてくるのですが、今年は残念ながら五条坂陶器まつりは中止です。炎天下の露店で立たなくてもよいとなると、ちょっとホッとしている自分もいます。コロナになって、行事が中止になって色々頑張らなくなって、製作に力が注げるようになりました。とても充実しています。ちょっとコロナ前には戻れないかもしれないなと思っています。
物を作り続けるには、自分のなかに余裕がないと無理だなあと思います。何が大切で、何を諦めることができるか。やっぱり日常の生活の積み重ねが大切です。自分が何が好きで何が嫌いか感じることが大切です。それが作るものに滲みでてくると思うから。そしてそんな思いが器を使ってくださる皆様と共有できると嬉しいです。日常生活を、自分の感性を大事にする人たちとつながって、そんな人たちがどんどん増えていくといいなあと思ってます。そしたらstay homeもきっと楽しく充実したものになるでしょう。