五条坂陶器まつりは中止です。

6月の熊本での展示会が終わって翌週、熊本県南部地域に大雨が降りました。その後も各地で大雨による被害が連日耳に入ってきました。このたびの豪雨災害より被害を受けられました皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。一日も早く復興がなされますことをお祈り申し上げます。

雨とコロナでなるべくじっとしています。我が家です。
どぎつい色の朝顔が満開です。もっとやわらかい色のがなかったんかな。

相方服部が、薪をつくったり、夏野菜を育てたり、ぬか漬けをつけたり、梅干し漬けたり、らっきょう漬けたり、しょうがを漬けたり、パンを焼いたり大忙しです。
私はここ数日、粉ダニというのと格闘中。やっかいです。消耗してます。

さて、例年この時期になるとそわそわしてくるのですが、今年は残念ながら五条坂陶器まつりは中止です。炎天下の露店で立たなくてもよいとなると、ちょっとホッとしている自分もいます。コロナになって、行事が中止になって色々頑張らなくなって、製作に力が注げるようになりました。とても充実しています。ちょっとコロナ前には戻れないかもしれないなと思っています。
物を作り続けるには、自分のなかに余裕がないと無理だなあと思います。何が大切で、何を諦めることができるか。やっぱり日常の生活の積み重ねが大切です。自分が何が好きで何が嫌いか感じることが大切です。それが作るものに滲みでてくると思うから。そしてそんな思いが器を使ってくださる皆様と共有できると嬉しいです。日常生活を、自分の感性を大事にする人たちとつながって、そんな人たちがどんどん増えていくといいなあと思ってます。そしたらstay homeもきっと楽しく充実したものになるでしょう。