湯たんぽ

まだまだ雪が解けない桑飼(地名)です。
山陰という名のごとく、冬は晴れることがほとんどありません。
これでもかというほど、冬を感じさせてくれる地域です。

そんな我が家も立春の4日には晴れました!
見て見ぬふりをしていた、大雪の被害が明らかに。
物干し場の屋根と母屋と離れの間のプラ板の屋根の破損。トユの破損。
そして、庭の木。南天、金柑、ゆず、ユスラウメ。
伸び放題だった金柑は、雪の重さにこれだけの枝が折れてしまっていました。
どうしよう。毎日一つずついただきましょうか。

陽の光を拝めたのは一日だけで、また雪の舞う冬の山陰に後戻り。

冬のささやかな幸せ、
「湯たんぽ」

娘曰く、
「湯たんぽっていつからあるん?誰が考えちゃったん?」
「湯たんぽって、あ~幸せ。」
私が子供のころも親が用意してくれました。
母の子供の頃も湯たんぽ、使っていたそうです。
わざわざ湯を沸かすのは面倒だけれども、薪ストーブにヤカンをのせておけば、勝手に湯が沸きます。
何ともいえない暖かさ。安眠。
子供たちは、大人になって湯たんぽを気軽に使える生活を送るのでしょうか?
どこかにこの記憶が残りますように。