今年一年、ありがとうございました。

暖かかった今年も、しっかり冬がやってきました。
毎日雪の舞鶴です。

今夜は、子供たちが通う地元のバドミントンクラブの今年最後の懇親会練習に私も参加させていただきました。子供たちとダブルスの試合。身体がすでに痛いです。
この子供が少ない地域で、バス通学で、身体も心も弱虫の息子にこのままではいけない、何かスポーツをと思っていた時に、ご近所さんに教えていただいた唯一地元にあるスポーツクラブ。
近いし、気軽な気持ちではじめましたが、それがすごいクラブでした。
親が子供に何かスポーツをと思いはじめたクラブなんだそうです。経験者もなく手探りで一歩一歩積み重ねてこられました。クラブ会員数が10人前後です。それでも中には全国大会に出場するような選手もいました。我が家の子供たちは、そこまでは全然ですが、それでもハイレベルの技術に触れ、日々の努力と頑張ることの大切さを実感することができました。

私は子供の時に、何も見つけられなかったから、いつももっと早く気付いていればと思う気持ちがあります。それと同時に、何も見つけられなかったから遠回りして色々な経験ができたのかもしれないとも思います。
けれども自分が親になったら、わが子には、やっぱり自分の特性にはやく気づいてほしい。そして努力してほしいと期待してしまいます。自分の身体を知ることは大事。そして私ができることは、すごいなあと思う人に子供たちを教えてもらうこと。

やっぱり我が家はスポーツ系ではなく、図工や音楽が好き。
息子の図工に対する責任感のある態度にびっくりして、最近、美術教室に通うようになりました。妹も行きたいと言い始めました。
私はこんな仕事をしているけれど、芸術系美術系とは無縁なので新鮮です。
ゆったり、自分の気持ち、やりたいことに向き合う機会を作ってくださいます。

ああ、今年は子供たちに費やす時間が多くて、あとは仕事。
今年のはじめに思った「丁寧に暮らす」という目標は、すっかり忘れてしまっていました。
そういう時なのかな。

今年は本当にたくさん仕事をさせていただきました。直観もセンスも技術もない私は、手を動かしたくさん器を作ることが次につながります。
今年一年、お世話になった皆さま、応援してくださった皆さま、ありがとうございました。